ミッドサマー映画原作は実話?あらすじネタバレを紹介

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映画通や評論家からは大絶賛され、一般の観客たちには論議を醸したというアリ・アスター監督の新作ホラー映画『ミッドサマー』。

スウェーデンの美しい大自然、咲き乱れる花々、青い空。

ポスターだって感動的な一大巨編のような、涙を流す女の子のきれいなポスターなのに・・・ホラー??

しかもかなり恐ろしい映画のようです。

原作は実話なのでしょうか?

今回は『ミッドサマー映画原作は実話?あらすじネタバレを紹介』のタイトルで、この衝撃の問題作のあらすじをネタバレつきでご紹介します。

 

ミッドサマー映画原作は実話?

このホラー映画は実話なのでしょうか??

うーん、ある意味「そうとも言える」、らしいです。

正式には「違う」けど、「そういう部分もある」んですね。

どういうことか、どのへんがそうなのか、ご紹介しますね。

管理人・かにゃ

ホラーだからにゃ~・・・

映画見たあと実話だって言われたら引くくらいのホラーらしいからにゃ~・・・

 

アリ・アスター監督自身の恋愛体験をもとに作られたストーリー

アリ・アスター監督はこの映画を制作した理由について「恋人と別れたから」だと答えています。

ご自身の恋愛体験がこの映画の主人公ダニーと恋人のクリスチャンの関係に近かったと考えているそうです。

『ミッドサマー』の主人公ダニーは、恋人のクリスチャンに心理的にべったり頼りきりでクリスチャンから半ばうんざりされています。

アリ・アスター監督自身がこの女の子ダニーのように、恋人に依存しすぎていたと感じているそうです。

映画のストーリーでは、ダニーはクリスチャンに裏切られることになります。

しかし彼を罰することによってダニーはむしろ心の傷を癒し、クリスチャンとの関係を終わらせることができるのです。

その展開までもがアリ・アスター監督の恋愛体験と同じだったかどうかはわかりませんが、比喩的な意味では似たようなことが起きたのかもしれませんね。

 

夏至祭のモデルはヨーロッパ各国の実際の夏至祭

『ミッドサマー』で語られている夏至祭はヨーロッパ各国の夏至祭をモデルにアリ・アスター監督が作ったフィクションだそうです。

ただし映画を観ると、この物語に出てくる夏至祭がいろいろな国の夏至祭からエッセンスを取り混ぜて作られた架空の風習であることがよくわかります。

たとえば白い衣装に花冠、メイ・ポールと呼ばれる高いポールはスウェーデンの夏至祭にそっくりです。

メイ・ポールの周りで踊るダンスの催しで、ダニーは「メイ・クイーン」と名のつく勝者に選ばれます。

スウェーデンの夏至祭でも、メイ・ポールを囲んでみんなでフォーク・ダンスを踊るのは恒例です。

また、ドニーの恋人のクリスチャンは最後は「悪行を封じ込めるための生贄」にされてしまうのですが、これはフィンランドの夏至祭にある「魔女狩りの儀式」に似ています。

フィンランドの夏至祭では、悪を浄化する儀式として等身大のかかしを魔女に見立てて燃やす風習があるそうです。

夏至祭そのものも、夏の到来をお祝いするだけでなく、浄化・豊穣・新生の意味がこめられたお祭りだといいます。

秋の収穫を前に悪しきものを浄化し、新しい芽を育てるためのお祭りのようです。

 

ミッドサマー映画のネタバレあらすじ

ヒロイン・ドニーに起きた最も悲惨な不幸

『ミッドサマー』はスリラー/ホラー映画ですが、主人公のドニーの視点に立てば物語の一番最悪の部分は序盤あると言ってもよいでしょう・・・

ドニーにはクリスチャンという恋人がいるのですが、彼はドニーに夢中というわけではありませんでした。

むしろクリスチャンは、いつも頼りきりで精神的に弱いところのあるドニーと1年も前から別れたいと思っていたのです。

ドニーには躁うつ病を患っている妹がいて、そんな妹への心配も、心の不安定さにつながっていたのかもしれません。

いずれにしろドニーは何かというとクリスチャンを拠り所にしていていつも頼っていたのです。

ある時この妹が、両親を道連れに自殺してしまい、両親まで無理心中の犠牲になって死んでしまいます。

突然家族全員を亡くしたドニー・・・これこそが彼女に起きた最悪の出来事でした。

クリスチャンはドニーに同情し、別れを切り出すことはできませんでした。

 

スウェーデンの夏至祭 異様な光景

ドニーを元気づけようとクリスチャンはスウェーデンへの旅行にドニーを誘います。

スウェーデンからの留学生ペレの故郷で90年に一度の夏至祭が行われるのです。

クリスチャンの友達、マーク、ジョシュの2人とドニーそしてペレの5人は連れ立ってスウェーデンを訪れました。

そこでペレの弟が招いた友人のサイモンとコニーというカップルに出会います。

夏至祭に集まった村人たちはみな親切で温かく、夏至祭は美しく平穏で楽園のようでした。

しかし楽しい食事の後、村人たちは連れ立って切り立った崖の上に行き、そこで目を疑うような事件が起きるのです。

先ほどまで楽しく食事をしていた長老二人が、なんと崖から投身自殺をしたのでした・・・

さらに村人たちは、ショックを受けるドニーたちに「年を取り続けて苦しむよりこのほうが幸せなのだ」と説明するのです。

ここでは人生の冬の季節を全うして72歳になると、みなそれ以上生き永らえようとはせず自ら命を絶つのが自然な風習だと言われます。

サイモンとコニーはこれを受け入れられず、翌日帰ることにしたのですが、なぜか自宅に帰り着くことはなく、二人は消えてしまったのでした。

 

裏切り

謎の楽園に迷い込んだよそ者の大学生たちは、それぞれ村の掟に逆らい、消えていくことになります。

ジョシュは禁止されたにもかかわらず、村人に黙って教会にある古文書の写真を撮ったために消え、マークは先祖の魂を宿しているとされる村の樹木の根本で用を足して消されます。

これで今も夏至祭に参加しているのはドニーとクリスチャンだけになりました。

クリスチャンには別の罠が待っています。

クリスチャンを気に入った村の少女がクリスチャンのベッドの下にお守りを置き、恋の呪い(まじない)をかけます。

そして村人たちはクリスチャンに薬を飲ませて幻惑し、クリスチャンはその少女と性行為に及んでしまうのです。

いっぽう、夏至祭のダンスイベントでメイ・クイーンに選ばれたドニーは偶然クリスチャンの裏切りを目撃してしまいます。

家族を失い、心の支えだった恋人までも失ったことを知った瞬間でした・・・。

 

癒された傷

傷ついたドニーを癒してくれたのは村人たちだったのです。

泣き叫ぶドニーに共感し、皆が一緒に泣いてくれました。

もともとドニーは環境に流されやすく、精神的に弱いところがあったのだと思いますが、家族が無理心中でいっぺんに他界してしまうという悲惨な出来事の後ではなおさら心の支えを必要としていました。

村の人々の理解しがたい風習の中には、人の痛みに同調する、共感するという性質もあり、それがドニーには大きな助けになったのです。

自分の悲しみに共感してもらえたことで、ドニーは心に強さと明るさを取り戻すことができ、悲惨な過去に終止符を打つことができます。

『ミッドサマー』の核心にあるのは、そういう人間の心理とか普遍的な価値観への投げかけのようです。

 

まとめ

今回は『ミッドサマー映画原作は実話?あらすじネタバレを公開』についてご紹介しました。

アリ・アスター監督がご自身で手掛けた原作・脚本ですからね。

ヨーロッパにある実際の夏至祭について監督自ら調べて抽出したエッセンスは、映画に登場する架空の村に相当リアルな描写を与えていると思います。

主人公のドニーは心が弱くて恋人のクリスチャンに頼りきり・・・その設定もアリ・アスター監督の恋愛体験に基づいているとのことなので、実話でなくても興味深いですね。

あえてネタバレつきであらすじをご紹介しました。

この記事だけ読んでもどれだけ怖くて異様な世界を描いた映画なのか、全くピンとこないと思いますので、詳細はぜひ劇場でご確認くださいね。