フォードvsフェラーリ映画吹き替え版キャスト声優一覧・相関図画像を紹介!

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マット・デイモン&クリスチャン・ベールダブル主演の映画『フォードVSフェラーリ』がまもなく公開されます。

言わずと知れたモーターカーショーの映画ですが、車好きでなくても思い切り楽しめる映画と評判です。

今回は『フォードvsフェラーリ映画吹き替え版キャスト声優一覧・相関図画像を紹介!』のタイトルで、主要キャストの吹き替え版声優と登場人物の相関図画像をお届けします。

『アイリッシュマン』の時もそうでしたが、実話が元になっている今回のような映画の場合、登場人物の相関図を知っておくと映画が何倍にも面白くなりますので是非チェックしておいてくださいね。

声優一覧はもちろん、吹き替え版映画のファンの皆さんには重要なポイントです。

お気に入りの声優さんが出演すれば映画がもっと楽しくなりますね!

 

もくじ

フォードvsフェラーリ映画吹き替え版キャスト声優一覧!

まず映画の主要キャスト一覧を見てみましょう。

『フォードVSフェラーリ』キャスト一覧
  • キャロル・シェルビー役 – マット・デイモン
  • ケン・マイルズ役 – クリスチャン・ベール
  • モリー・マイルズ役 – カトリーナ・バルフ
  • リー・アイアコッカ役 – ジョン・バーンサル
  • ヘンリー・フォード2世役 – トレイシー・レッツ
  • レオ・ビーブ役 – ジョシュ・ルーカス
  • ピーター・マイルズ役 – ノア・ジュープ
  • エンツォ・フェラーリ役 – レモ・ジローネ
  • フィル・レミントン役 – レイ・マッキノン
  • ロイ・ラン役 – JJ・フィールド
  • ジャンニ・アニェッリ役 – ジャン・フランコ・トルディ
  • チャーリー・アガピョー役 – ジャック・マクマレン
  • ブルース・マクラーレン役 – ベンジャミン・リグビー
  • ドナルド・N・フレイ役 – ジョー・ウィリアムソン
  • ダン・ガーニー役 – アレックス・ガーニー
  • フランコ・ゴッツィ役 – コッラード・インヴェルニッツィ

この皆さんの声をどの声優さんが演じることになるのでしょうか?

俳優さんごとにご紹介します。

 

マット・デイモン(キャロル・シェルビー役)

マット・デイモンの声を演じてきたのは、、宮本充さん、三木眞一郎さん、若竹拓磨さんほか7~8人いますが、中でも平田広明さんが一番多いですね。

平田広明さんは、マット・デイモンのほかジョニー・デップやジュード・ロウ、ロバート・ダウニー・ジュニアなど様々な人の吹替をしています。

ジェイソン・ボーンシリーズのマット・デイモンの声でご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

クリスチャン・ベール(ケン・マイルズ役)


クリスチャン・ベールの声は山野井仁さん、草尾毅さん、小山力也さん(マシニスト)、壇巨幸さん(戦場からの脱出2007/ターミネーター4)、東地宏樹さん(パブリック・エネミーズ)宮内敦士さん(アメリカン・ハッスル/マネー・ショート)などいろいろな方が演じていらっしゃいます。

中でも複数の作品でクリスチャン・ベールの声を演じているのは宮内敦士さん、小山力也さん、壇巨幸さんです。

残念ながら壇巨幸さんも2013年に50歳の若さで亡くなられているとのことでした。

死因は「再発性大動脈解離」とのことで突然死だったそうです。

となると宮内敦士さんか小山力也さんのどちらかが担当される可能性がありますね。

 

カトリーナ・バルフ(モリー・マイルズ役)


カトリーナ・バルフさんは1979年生まれの41歳。

昨年、婚約されたそうです。

モデルから映画『プラダを着た悪魔』の端役で映画デビューしたそうです。

英米合作のテレビドラマ『アウトランダー』のクレア役の時の吹き替え声優さんは、恒松あゆみさんでした。

恒松あゆみさんは映画だけでなくドラマやバラエティのボイスオーバーなど数多くの番組で声の担当をされている方です。

 

ジョン・バーンサル(リー・アイアコッカ役)


ジョン・バーンサルさんを担当されている声優さんはわからなかったのですが、ブラット・ピット主演の映画『フューリー』にグレイディ役で出ていた時の吹き替えは梶祐貴さんがされていました。

役柄が今回は戦場のタフガイというわけではなく優秀な経営者という役どころなので、ビジネスマン然とした雰囲気で表現してもらえたら文句ないですね!

 

トレイシー・レッツ(ヘンリー・フォード2世役)

トレイシー・レッツさんの声は、残念ながら履歴が見つけられませんでした。

見つかり次第、情報追記していきます。

 

ジョシュ・ルーカス(レオ・ビービ役)


ジョシュ・ルーカスさんも数多くの声優さんが演じていますが、中でも小山力也さん木下浩之さんは作品数が比較的多いようです。

小山力也さんはテレビにもよく出ていらっしゃるしご存知の方も多いと思います。

木下浩之さんはアメリカの大人気ドラマシリーズ『ドクター・ハウス』でハウスの役をやっている方なんですね~。

あの渋い声!

今回ジョシュ・ルーカスが演じるレオ・ビービは、フォード社スポーツカー部門のトップで”やり手の宣伝マン”敵なキャラクターで描かれるようです。

力あるポジションの人なのでコミカルな感じよりは、渋めのアルト系の声がいいかなぁ、と個人的には思っています。

小山力也さんと木下浩之さん・・・どちらになるか、楽しみですね。

 

ノア・ジュープ(ピーター・マイルズ役)


14歳のノア・ジュープ少年には担当声優さんというのはまだいないようです。

これまでの出演作について調べてみると、2018年のエミリー・ブラント主演のホラー映画『クワイエット・プレイス』では宇山玲加さんが、2017年の映画『サバービコン』では佐藤美由希さんが、ノア・ジュープの声を演じていました。

『サバービコン』は、今回キャロル・シェルビー役を演じるマット・デイモン主演のサスペンス映画です。

 

レモ・ジローネ(エンツォ・フェラーリ役)


フェラーリの創始者、エンツォ・フェラーリ役の俳優、レモ・ジローネの声は作品によって違うようです。

また、吹き替え版があってもレモ・ジローネの声は誰が演じているのかわからないことがあったりして、調べられたのは1992年イタリアのアクション映画『地獄の女スナイパー』・・・小川真司さんがレモ・ジローネ役を演じていました。

ただ小川真司さんは2015年に逝去されています。

わたしのイメージは内田稔さんなんですけどね~・・・内田稔さんも2018年に亡くなりましたね。

ではどなたが適任でしょう!?

年配の方のちょっとしわがれた、そして重厚感のある声の方・・・

 

 レイ・マッキノン(フィル・レミントン役)

レイ・マッキノンさんはアメリカの俳優、映画監督、テレビプロデューサーと複数の肩書を持つ方です。

テレビプロデューサーとしては辣腕を振るわれる方のようで、アメリカのテレビ視聴者の中には「悪者を見たらレイ・マッキノンと思え」のようなブラック・ジョークを言う人もいました。

映画『ザ・インターネット』に出演された時は、ソフト版、テレビ放送(フジ/朝日)版でそれぞれ、牛山茂さん、堀内賢雄さん、成田剣さんが演じていました。

今回の役どころ、フィル・レミントンはマット・デイモン演じるキャロル・シェルビーが腕を見込んで自社に招き入れたチーフ・エンジニアです。

有能かつ身動きの軽い、デキるエンジニアというキャラクターはレイ・マッキノンさん自身にも重なるところがあると思うので、3人のうちどなたが担当されても、そんなイメージで演じて欲しいなぁと思います。

 

JJ・フィールド(ロイ・ラン役)


JJ.フィールドさんは映画『ジャックと豆の木』で小さい頃のジャックの役をやった俳優さんだそうです。

残念ながら吹き替え声優さんの履歴が見つけられなかったので、見つかり次第追記していきますね。

 

ジャン・フランコ・トルディ(ジャンニ・アニェッリ役)

ジャン・フランコ・トルディさんの吹き替え声優さんも、履歴が見つかりませんでした。

見つかり次第、情報追記していきます。

 

ジャック・マクマレン(チャーリー・アガピョー役)


ジャック・マクマレンさんの吹き替え声優さんも、履歴が見つかりませんでした。

見つかり次第、情報追記していきます。

 

ベンジャミン・リグビー(ブルース・マクラーレン役)


ベンジャミン・リグビーさんはオーストラリアの俳優・プロデューサーさんだそうです。

今回の役どころは1966年の『ル・マン24時間耐久レース』に同じフォード車で出場したF1レーサー、ブルース・マクラーレンです。

しかし吹き替え声優の履歴はやはり出てこなかったので、ベンジャミン・リグビーさんの声についても情報が見つかり次第追記していきます。

 

ジョー・ウィリアムソン(ドナルド・N・フレイ役)


ジョー・ウィリアムソンさんの声も残念ながら情報がありませんでした。

見つかり次第追記していきます。

ちなみにツイッターは左の人がジョー・ウィリアムソンさんですね。

「グレイズ・アナトミー」の人ですね。

 

アレックス・ガーニー(ダン・ガーニー役)

アレックス・ガーニーさんの声も残念ながら情報がありませんでした。

彼は実際のF1レーサーなので、ドキュメンタリー番組などの吹き替えがなかったか調べてみたのですが、出てきませんでした。

見つかり次第追記していきます。

 

コッラード・インヴェルニッツィ(フランコ・ゴッツィ役)

ジョー・ウィリアムソンさんの声も残念ながら情報がありませんでした。

見つかり次第追記していきます。

 

フォードvsフェラーリ映画相関図画像を紹介!

ジェームズ・マンゴールド監督がこの映画を制作したいと思った大きな理由は、実在のキャロル・シェルビー自身の才能と魅力に興味を覚えたから、というだけでなく彼を取り巻く人物たちが錚々たる面々だったことにあるといいます。

確かに調べれば調べるほど、この相関図にいるほとんどの人物が華々しい経歴や功績を持つ人々で驚きました。

「打倒フェラーリ!」プロジェクトは、キャロル・シェルビーとケン・マイルズの二人だけでなく、これら一流のエンジニアが力を結集してこそ成し遂げることができた、ということです。

フォードの経営陣も映画では脇役ですが、実際はそれぞれの人物に目を見張る実績がありました。

人物相関図にはとても入りきらないので、画像には各人物同士のグループ分けと関係性だけを収めています。

これ一枚ペラで終わるのはあまりにももったいないので、それぞれの人物紹介は相関図の後に付け足すことにします。

*1点、映画を見終わった今どうしてもここに追記しておきたいことがあります!
1966年当時、実際のフォード社の副社長は下記の相関図にある通り、リー・アイアコッカさんでした。
しかし映画の中ではレオ・ビービさんが副社長ということになっています!
この部分は史実とは異なり、映画の中での演出としてレオ・ビービさんの肩書を副社長に変えたのだと思われます。

なので、実際の映画のキャラクターの通りに相関図を修正しました。(2020.1.12)

#フォードVSフェラーリ相関図rev. #見つけた!

この映画はフォードがキャロル・シェルビーの力を借りて、いかに1966年の「ル・マン24時間耐久レース」に勝利したか、という過程を描いた物語です。

フォード2世が副社長のアイアコッカにプロジェクトを任せ、アイアコッカがシェルビーに力を貸してくれるように依頼したんですね。

シェルビーはだから、フォードの社員というわけではありません。

この相関図でフォードの社員なのは、フォード2世、アイアコッカ、レーススポーツ部門トップのレオ・ビービ、マーケティング部門のプロダクトマネージャーのドナルド・N・フレイと同僚のエンジニア、ロイ・ランの5名です。(わたしの調べたところによると)

シェルビーがケン・マイルズのレーサーとしての才能を見込んでこのプロジェクトにスカウトしたのですが、もともとケン・マイルズは「シェルビー・アメリカン」(キャロル・シェルビーのスポーツカー製造会社)のテスト・ドライバーでした。

チャールズ・アガピウはケン・マイルズのパーソナル・エンジニアです。

レースの上ではマイルズが最も信頼をおく相棒でした。

マイルズとアガピウの二人はシェルビー案件よりもっと前からの付き合いだったであろうと思います。

 

ではその他、相関図に入れられなかった人物紹介を下記に追加しますね。

 

登場人物たちそれぞれのドラマを個別に紹介

 

キャロル・シェルビー(マット・デイモン)

キャロル・シェルビーさんは元は養鶏場を経営していた方だったそうですね。

実家が養鶏場だったのだそうです。

ただ、車もカーレースも大好きだったそうで、ある時友達に誘われて草レースに参加したら、優勝してしまったのだそう。

結局それがF1プロレーサーになるきっかけだったというのですから、好きこそものの・・・とはよく言ったものですね!

ただシェルビーさんはレーサーとしては大きな成績を残せず、むしろ心臓病でレーサーを引退してからのほうが彼の本領発揮だったようです。

シェルビーさんの才能は、レーシングカーについてのデザインセンスにありました。

デザイン系の資格とか学歴とか、シェルビーさんには全く不要だったそうです。

彼の車を見れば実力とセンスが一流であることが一目瞭然だったからです。

才能とは、そういうものなんですね~・・・。

シェルビーさんは、自身が設立したシェルビー・アメリカンで、より高性能で安全な、よりスピードの出るレーシングカーを他者をしのぐ勢いで実現していったのでした。

 

ケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)


ケン・マイルズさんは、世界的に有名かつ多くのレースで功績を収めたF1レーサーであり、スポーツカーエンジニアでもありました。

とてもチャーミングで周囲から愛された人だったようです。

バーミンガムの出身で地元の訛りや言葉、話し方に特徴があり、口の片側だけでしゃべるように見えるところから”サイドバイト(side bite)”という愛称で呼ばれたり、紅茶の好みから”テディ・ティーバッグ(Teddy Teabag)”という愛称で呼ばれたりしていたそうです。

ケン・マイルズさんはレーサーとしての技術や功績も素晴らしかったのですが、彼自身はレーサーというよりエンジニアとしての意識のほうが強かったそうです。

イギリスからアメリカに移住して独自のカーショップを運営していました。

キャロル・シェルビーが独自に開発したレースカー「コブラ」にフォードから提供されたV8エンジンを搭載したのと同じように、ケン・マイルズもまた、イギリス車にフォードV8エンジンを搭載して「タイガー」という車を開発したいという夢を持っていました。

ケン・マイルズはキャロル・シェルビーと出会って同じような夢をすでに実現しているシェルビーに賛同し、自分のショップをたたんでシェルビー・アメリカンに入ったのでした。

ネットちゃん
ケン・マイルズのレーサーとしての才能と、エンジニアとしての夢がキャロル・シェルビーとダダ被りだったとか・・・運命的な縁を感じるねぇ。

シェルビーの車が「コブラ」でマイルズが「タイガー」やて。

どっちもめちゃ強そうやね

 

リー・アイアコッカ(ジョン・バーンサル)


リー・アイアコッカさんはプリンストン大学で修士号を取った秀才で、理系の方だったそうです。

フォードに入社してからはまず販売から頭角を現し、次いでローン販売の企画で実力を発揮。

副社長兼フォード部門の総支配人に就任したそうです。

戦後のベビーブーム世帯に向けてマスタングを開発し、アイアコッカとマスタングの名前は世界中に知れ渡ることになりました。

着実に、確かな実績を積み上げフォードのマーキュリー部門の立て直しを成功させたり、「クーガ」や「マークⅢ」をヒットさせるなどしてヘンリー・フォード2世からの信頼を勝ち取り、フォードの社長に就任します。

 

ヘンリー・フォード2世(トレイシー・レッツ)


初代ヘンリー・フォードの孫にあたる方です。

お父様のエドセル・フォード氏が第二次世界大戦中に胃がんで亡くなったので、戦後除隊して戻って来たヘンリー・フォード2世が、老齢のお祖父さまに代わってフォード社の社長になりました。

その頃、フォード社は毎月1000万ドルの損失を出し続けていて会社は低迷していたので、フォード2世の急務であり最大の目標は、お祖父さまのフォード1世の全盛期のように会社を活気づけ、他社と競合できる状態に戻すことだったようです。

フォード2世はフェラーリ社の卓越したテクノロジーと経験を買収によって自社に招き入れることが最良の策だと思っていたようです。

タイミングよくフェラーリが資金提供者を求めているという話が持ち上がったものの、フェラーリは1963年にこの買収の話を土壇場でキャンセルします。

このことがフォード2世の「なんとしてもフェラーリを打ち負かす!」という闘志に火をつけることとなり、映画の舞台ともなった1966年の『ル・マン24時間耐久レース』へとつながるのです。

 

レオ・ビービ(ジョシュ・ルーカス)


レオ・ビービさんは、この映画ではあまり美しくない描き方をされているようです。

『フォードVSフェラーリ』について書かれた資料をいろいろ読んでみると、作中に描かれたレオ・ビービについて「ねちねちしたマーケット野郎として登場するが、実際のレオ・ビービとは似ても似つかない」という記述が見られます。

実際のレオ・ビービさんはビジネスについて非常に幅広い知識と経験があり、実績も人望もあった素晴らしい方だったそうです。

『フォードVSフェラーリ』で描かれている1966年の『ル・マン24時間耐久レース』で、ケン・マイルズが経営側から「レーサーとしては不本意なレース展開を指示された」というのは本当の話ですが、おそらく映画の中ではそれを全てレオ・ビービさんのせいにしたような描き方なのでしょう・・・。

映画だけを見たらおそらく「レオ・ビービっていけ好かないヤツだ」と思われて終わりだと思うので、先にお伝えしておきます。

レオ・ビービさんは映画の中のキャラクターとは似ても似つかない有能で素晴らしい実業家だったそうです。

 

エンツォ・フェラーリ(レモ・ジローネ)

引用:auto ferrari.com

フェラーリ創始者でもあり、F1チームの名門として有名な『スクーデリア・フェラーリ』のオーナーでもありました。

フェラーリ設立前は彼自身もF1レーサーだったのですね。

アルファロメオのテストドライバーを経て『スクーデリア・フェラーリ』を立ち上げたのですから、それ相当の実績のあったレーサーだったことがわかります。

フェラーリ設立後は、スクーデリア・フェラーリの功績や跳ね馬エンブレムの一般車がフェラーリのブランドとなり、会社は大成功します。

その後1950年代に入ると、F1レースに過剰に投資しすぎたことや社内のクーデターにより役員が次々と会社を離れていき、経営が悪化していきます。

今回の映画ではまさにフェラーリが窮地に陥っていた1960年代に焦点が当たっているのです。

フォード2世を怒らせた、買収のドタキャンは映画のストーリーの肝になる部分です。

 

フィル・レミントン(レイ・マッキノン)

フィル・レミントンさんはキャロル・シェルビーがその腕を見込んで、シェルビー・アメリカンのチーフエンジニアに迎え入れた人物です。

シェルビーがフォードのV8エンジンを搭載して独自開発したコブラ車の量産体制に入ろうとした時、カリフォルニア州にあったレースカーメーカーのレベントローが活動停止となったため、そこで働いていた優秀な人材をシェルビーは数多く引き抜きました。

そのうちの一人がフィル・レミントンさんです。

彼はシェルビー・アメリカンのブレーンとしても活躍した人で、シェルビーは後に「フォードが1966年の『ル・マン24時間耐久レース』で成功を収められたのはフィル・レミントンの力によるところが大きい」と語っています。

 

ロイ・ラン(JJ・フィールド)

ロイ・ランさんはイギリス出身のエンジニアで「SUVの父」であり「フォードGT40の祖父」と呼ばれています。

フォードに入社してから職責の異動でアメリカに移住し、アメリカ国籍も取っています。

「フォード・マスタング1」のプロトタイプをたった100日で作り上げたという人物で、フォード2世がフェラーリ買収に失敗した後、フォードGTの開発を思いつき、ロイ・ランと後述するドナルド・N・フレイがそのプロジェクトを任されました。

ここで開発し1964年に発表されたレースカーフォードGT40が、2年後の『ル・マン24時間耐久レース』で勝利を収めることになります。

管理人・かにゃ
発表されて最初の2年は「ル・マン」に連敗したにゃ。

それでキャロル・シェルビーとシェルビー・アメリカンがこのフォードGT40に手を入れて、改良されたGT40が最終的に1966年の「ル・マン」でフェラーリに勝つことができたにゃ。

ロイ・ランさんはその後、アメリカン・モータースに転職してSUVの開発をすることになります。

ジープ・チェロキーを世に送り出したのも、ロイ・ランさんです。

 

ジャンニ・アニェッリ(ジャン・フランコ・トルディ)


フィアットの創始者、ジョヴァンニ・アニエッリの孫です。

フィアットの社長となり経営を任される前は大富豪の御曹司として世界中のリゾートを渡り歩き豪華絢爛な生活を満喫しながら財界人や貴族と親交を深めたそうです。

『フォードVSフェラーリ』の舞台となった1960年台はちょうどジャンニ・アニエッリ氏が経営者となった頃ですが、すでに大きな力を持っていました。

フォード2世が買収し損ねたフェラーリを後に傘下に収めたのは、このジャンニ・アニエッリ氏率いるフィアットです。

1966年「ル・マン24時間レース」のドラマが展開していた頃、すでにアニエッリ氏はフェラーリ買収の準備を進めていたのでした。

 

ブルース・マクラーレン(ベンジャミン・リグビー)


ブルース・マクラーレンさんは、ニュージーランド出身のレーサーで、F1チーム『マクラーレン』の創始者です。

1959年にデビュー、しかし11年後の1970年にはレースカーのテスト走行中事故に遭い、亡くなりました。

キャリアは短かったですが、フォードと提携しレースカーの開発&テストプロジェクトに参加し、1966年の『ル・マン24時間耐久レース』を一緒に勝ち抜いたチームの一員です。

 

ドナルド・N・フレイ(ジョー・ウィリアムソン)


キャロル・シェルビーが自身の会社『シェルビー・アメリカン』でイギリスのACカーズをベースに「ACコブラ」というレースカーを開発・製造しようとしていた時、エンジン供給元だった会社がエンジンの製造を止めてしまっており、シェルビーは自分でエンジンを提供してくれる会社を探さなければなりませんでした。

その時、相談したのが元から顔見知りだったフォードのレースカー部門トップ(この時はレオ・ビービさんではなく前任の方だったようです)で、フォードからエンジンを提供してもらう話をつけました。

さて、この話を聞きつけてフォード2世に報告したのが、ドナルド・N・フレイさんです。

当時、衰退していた会社の巻き返しを図っていたフォードにとって、シェルビーの構想したコブラ車の開発はもってこいのプロジェクトだと思ったのでした。

そこでフォード社はシェルビーに初期エンジンを無料で提供し、シェルビーはフォードから資金提供を受けてACコブラを開発することができました。

ドナルド・N・フレイさんは先見性に優れており、強い信念を持って粘り強く周囲に働きかけることができる人材だったそうです。

フォード車のラインナップにディスクブレーキとラジアルタイヤの安全性をもたらすことができたのは、彼の功績によるところが大きいといいます。

1967年にタイム誌は彼を“デトロイトで最もキレるアイディアマン”と呼びました。

 

ダン・ガーニー(アレックス・ガーニー)


ダン・ガーニーさんは2018年に86歳で逝去されました。

同年代のレーサーには最も広く名前を知られた人で、スポーツ界では恒例のシャンパンファイトの生みの親でもあるそうです。

『フォードVSフェラーリ』では1レーサーとして描かれていますが、演じるアレックス・ガーニーさんはダン・ガーニーさんの実の孫で、現役F1レーサーです。

 

フランコ・ゴッツィ(コッラード・インヴェルニッツィ)

引用:Motori Top Speed  COL2411 – 1000 MIGLIA 1987 – ENZO FERRARI CON FRANCO GOZZI
© FOTO ERCOLE COLOMBO PER GAZZETTA MOTORI – FRANO GOZZI – fotografo: © FOTO ERCOLE COLOMBO

フランコ‣ゴッツィさんはイタリアのスポーツ・エグゼクティブで、フェラーリには1960年から1968年まで在籍していたそうです。(写真の右の方がゴッツィさん、左はフェラーリさん)

編集コンサルタントや報道官、対外関係の責任者などフェラーリの広報責任者のような役割だったのかな、と思います。

2013年に81歳で亡くなりましたが、その際「フェラーリにとって重要な人材がひとり失われた」と報道されました。

フェラーリに在籍していたのは8年ほどだったようですが、ちょうど1960年代の、会社が財政難に陥っていた時期に苦労を共にし乗り越えた人物として惜しまれているようです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

『フォードvsフェラーリ映画吹き替え版キャスト声優一覧・相関図画像を紹介!』で、調べられる限りの情報を載せてみました。

吹替え版キャスト声優一覧は、歯抜けになっているところがあるので、情報見つけ次第追記しますね。

相関図画像に追加した人物紹介は、調べれば調べるほど登場人物がとても魅力的で情熱ある人たちだったので、書かずにいられませんでした。

ただちょっと思ったのは、実際に映画『フォードVSフェラーリ』を見るうえでは必須の情報ではないかもしれない、ということです。笑

ジェームズ・マンゴールド監督は、「キャロルとケンの友情と、家族の物語」に焦点を当てた映画だと語っているので、特にキャロル・シェルビーとケン・マイルズ以外の登場人物のドラマなど知らなくても映画は楽しめるということです。アハハハハ・・・

でも、実話に基づく映画なので知っていたら見方がまるっきり変わってしまうくらい面白い前情報でもあると思います。

「この人はどんな人だっけ」と思った時にでも、そう思った人のところだけ読んでみてください♪